点検・調査事例1 橋梁点検
高度経済成長と共に道路整備が進み、現在までに多くの橋が建設されました。
橋上の安全・円滑な交通を確保し、沿道や第三者へ被害を及ぼすことのないように、橋の耐荷力の保持や耐久性を向上させ有効に橋を活用する行為が即ち維持管理であります。
維持管理において維持、点検、調査、補修・補強そして記録は維持における一連のながれになりますが、弊社が特化する業務として橋梁の点検・調査について具体的に列挙し説明いたします。
点検方法
近接目視を主に、必要に応じて点検機械や橋梁点検車を用いて点検・調査を実施します。また打音検査といって、コンクリート構造物の表面付近のコンクリートの表面をハンマーでたたき、発生した音によって状態を把握します。コンクリートが健全な場合は高い音が、はく離や空洞などがある場合は低い音がすることにより判断します。
損傷の種類を分類
鋼の腐食や亀裂、コンクリートのひびわれ、路面の凹凸など、損傷の種類を分類します。
対策区分の判定
点検結果を経て、必要に応じて検査を実施し損傷状況を把握したうえで、構造上の部材や損傷種類の対策区分の判定を行い損傷原因の特定などを実施致します。