アイセイ株式会社からのお知らせ
令和4年 年始のご挨拶
2022-01-02
令和4年1月 新年
謹んで新春をお祝い申し上げます。
旧年中は大変お世話になり、誠にありがとうございました。
すでに2年以上の長い期間で猛威を振るう新型コロナウイルスは、昨年末からオミクロン株へ変異し恐ろしいほどの感染力で世界に拡大しています。昨日のニュースでは世界各国で新規感染者数が過去最高を更新したとのこと。
令和3年ではワクチン接種が各自治体や企業で始まり、年末時点で77.9%の接種が進んでいることから、一刻も早い収束を期待しています。
当社ではコロナ禍での働き方として、コロナ前からスタートしているワークスタイルの向上を加速させ、社員が働きやすい環境を柔軟に整え進めているところです。なかでも業務の計画、実施、管理すべてにおいてチーム単位に行うことで、各チーム内で効果的な働き方を作り上げております。まさに数年前から実施しているチームビルディングの取組、なかでもロジックモデルを活用したプロセス管理がワークスタイル向上へ紐づいたのではと思っております。
謹んで新春をお祝い申し上げます。
旧年中は大変お世話になり、誠にありがとうございました。
すでに2年以上の長い期間で猛威を振るう新型コロナウイルスは、昨年末からオミクロン株へ変異し恐ろしいほどの感染力で世界に拡大しています。昨日のニュースでは世界各国で新規感染者数が過去最高を更新したとのこと。
令和3年ではワクチン接種が各自治体や企業で始まり、年末時点で77.9%の接種が進んでいることから、一刻も早い収束を期待しています。
当社ではコロナ禍での働き方として、コロナ前からスタートしているワークスタイルの向上を加速させ、社員が働きやすい環境を柔軟に整え進めているところです。なかでも業務の計画、実施、管理すべてにおいてチーム単位に行うことで、各チーム内で効果的な働き方を作り上げております。まさに数年前から実施しているチームビルディングの取組、なかでもロジックモデルを活用したプロセス管理がワークスタイル向上へ紐づいたのではと思っております。
さて2021年を振り返ると、コロナは勿論ですが3月11日東日本大震災から10年が経過し原発事故では未だ先の見えない廃炉作業が続けられており、その影響も含めて3万5700人ほどの方が避難生活を強いられています。また7月3日には人災ともいえる熱海土石流により26名が亡くなりました。自然災害といえば東京23区で10年ぶりの震度5強の地震、小笠原の海底火山の噴火、年々規模が拡大している大雨被害、インドネシアで頻発する大地震や大規模被害となったアメリカの竜巻、欧州での大洪水と世界的に多くの自然災害が発生しています。気候変動との関係について気になるところです。
<EYESAY InnovationPlan2020-2024>
当社では2年前に5か年計画となる経営戦略を立てております。組織力の強化、技術力の強化の観点からマーケテイングと外部資源の活用を重視し、ロジックモデルからプロセス管理を行っているところです。具体的にはDXを進めるうえで必要となる先端技術の開発や開発した技術のローンチ、企業や大学とのオープンイノベーションの推進やESGに伴う企業価値の向上となります。すでに当社では、光ファイバー等を活用したセンシング技術や3Dに関わる技術を有しており、これら技術を総称して『ハッかる』と名付けました。これはフットワークが軽いを省略した「フッ軽」と計る・測る・量る・図るを語源としています。
また、3D関連においては現状、計測したデータの処理は目的によって複数のソフトウエアが必要となり、多くの費用と時間を必要とします。これらの課題を解決するためワンストップで処理が可能となるソフトウエア『NuBas』を開発しました。今年の春にリリースし、3Dに携わる方々に是非使っていただきたいと思っております。
当社の主力事業は公共インフラ、特に橋梁やトンネルの構造物点検、診断です。しかしながら、インフラのメンテナンスの必要性は高まっているものの、未だ多くの課題が障壁となり魅力ある産業に到達できていません。これらからインフラメンテナンスが魅力ある産業として根付くために、インフラメンテナンス国民会議市民参画フォーラムや高専インフラテクコンを通して活動を進めているところです。
一方当社の事業に目を向けるとマンパワーに依存する労働集約型ビジネスであり、技術的価値を創出しにくい状態であるため、知識集約型の側面を持ったビジネスの構築が必要と考えております。すなわち競争優位性を持った業態転換が必要です。現状の収益モデルを見直し、新たなビジネスモデルを構築します。
仕事や生活を一変させた新型コロナは、多くの負の影響をもたらせました。しかしこの影響を原動力に力強く発展させることも可能であると考え、今期のテーマとして『雨過天晴』とします。社会の悪い状態が好転し、当社社員、当社事業、さらには社会全体が幸せになることを期待します。
最後に今年は笹子トンネル天井板落下事故から10年が経ちます。事故により亡くなられた方へご冥福をお祈りし、我々が携わるビジネスで同様の事故が起こらないよう努めてまいります。
本年もどうぞよろしくお願い申し上げます。
アイセイ株式会社 代表取締役 岩佐宏一
<EYESAY InnovationPlan2020-2024>
当社では2年前に5か年計画となる経営戦略を立てております。組織力の強化、技術力の強化の観点からマーケテイングと外部資源の活用を重視し、ロジックモデルからプロセス管理を行っているところです。具体的にはDXを進めるうえで必要となる先端技術の開発や開発した技術のローンチ、企業や大学とのオープンイノベーションの推進やESGに伴う企業価値の向上となります。すでに当社では、光ファイバー等を活用したセンシング技術や3Dに関わる技術を有しており、これら技術を総称して『ハッかる』と名付けました。これはフットワークが軽いを省略した「フッ軽」と計る・測る・量る・図るを語源としています。
また、3D関連においては現状、計測したデータの処理は目的によって複数のソフトウエアが必要となり、多くの費用と時間を必要とします。これらの課題を解決するためワンストップで処理が可能となるソフトウエア『NuBas』を開発しました。今年の春にリリースし、3Dに携わる方々に是非使っていただきたいと思っております。
当社の主力事業は公共インフラ、特に橋梁やトンネルの構造物点検、診断です。しかしながら、インフラのメンテナンスの必要性は高まっているものの、未だ多くの課題が障壁となり魅力ある産業に到達できていません。これらからインフラメンテナンスが魅力ある産業として根付くために、インフラメンテナンス国民会議市民参画フォーラムや高専インフラテクコンを通して活動を進めているところです。
一方当社の事業に目を向けるとマンパワーに依存する労働集約型ビジネスであり、技術的価値を創出しにくい状態であるため、知識集約型の側面を持ったビジネスの構築が必要と考えております。すなわち競争優位性を持った業態転換が必要です。現状の収益モデルを見直し、新たなビジネスモデルを構築します。
仕事や生活を一変させた新型コロナは、多くの負の影響をもたらせました。しかしこの影響を原動力に力強く発展させることも可能であると考え、今期のテーマとして『雨過天晴』とします。社会の悪い状態が好転し、当社社員、当社事業、さらには社会全体が幸せになることを期待します。
最後に今年は笹子トンネル天井板落下事故から10年が経ちます。事故により亡くなられた方へご冥福をお祈りし、我々が携わるビジネスで同様の事故が起こらないよう努めてまいります。
本年もどうぞよろしくお願い申し上げます。
アイセイ株式会社 代表取締役 岩佐宏一