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さらに高い技術を。
インフラメンテナンスは高い技術を求められます。加えて今までの方法からさらに精度の高い、効率の良いやり方も求められます。そのようなニーズにお応えできるようハード、ソフト両面で新技術の導入や技術開発を進めております。
 
『わたしたちはヒーロー』
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三次元計測の企画・提案
現地計測はもちろん計測データのモデル化まで対応いたします。
3Dレーザースキャナーやデータ処理ソフトの販売・レンタルもご相談に応じます。
橋梁点検のプロとして

お客様の求めるものを見極め、
あらゆるニーズにお応えできる
体制を構築しています。
橋梁点検とは?
平成9年の開業から橋梁点検の業務を行っており、 さまざまな点検・調査に携わって参りました。 国交省、首都高速、NEXCO、JRなど、 多種多様の点検実績を積み重ねております。
あなたの眼が、
安全を、生命を守る。
 
アイセイ株式会社では、点検・調査・データ計測業務に
関わるスタッフを募集しています。
アイセイの技術が
国土交通省 点検支援技術性能カタログに掲載されました

3Dデータを活用した構造物の状態把握(剥離)
3Dデータを活用した構造物の状態把握(洗掘)

アイセイ株式会社からのお知らせ

令和6年新年のご挨拶
2024-01-01
令和6年1月 新年

あけましておめでとうございます。
旧年中は格別なご高配を賜り、まことに有難く厚く御礼申し上げます。
本年もより一層のご支援を賜りますよう心よりお願い申し上げます。

みなさまにとって2023年(令和5年)はどのような年だったでしょうか
 当社は、EYESAY Innovation Plan 2020-2024 として労務の効率化、新技術の開発・活用、従来技術の活用、そして社外向け活動を柱に2020年度からスタートし最終年度の2024年に向け深度化しているところです。2023年は、経済や生活に多大な影響を与えた新型コロナが2023年5月に5類に引き下げられ、社会全体がコロナ前の活動に戻すために賢明に動き出した年でもあり、会社として経営者として思案すべき事項が多くあった年でした。

 特に働き手の確保を進めているところですが、これが1番の課題と言えるほど難しい状況です。社内効率化を目的にチームビルディングの強化として、各チームがロジックモデルによる活動の見える化、心理的安全性の導入等を行っております。そして社会全般で人手不足が問題視されている現在、人に頼ることだけではなく、ロボットの活用やITによる生産補助や効率化を進めることも合わせて実施しているところです。新技術の開発・活用では、従来取得した点群の前処理や3Dモデリング、解析など各々の処理は、いくつかのソフトを使用するため手間や費用が掛かることが当たり前でしたが、当社で開発した点群処理ソフト「NuBas」は、いくつかのソフトで担っていた機能をひとまとめにし、ワンストップソリューションとして2023年6月末にリリースいたしました。NuBasは変化を可視化できる差分解析を標準装備しており、位置の変化、時間や内外力による形状変化等に役立てるソフトとなっております。
 従来技術の活用では、点検プラスワンをテーマとして、点検時に簡易に措置を可能とする分包袋ポリマーセメントモルタル「ファストリペア」を開発し、今後多くのフィールドで活用いただくため、高等専門学校と共同で改良実験を行っております。当社で開発する製品や技術の源泉は現場を知る技術者であり、自身が捉えた課題から発想し生み出すところです。
 社外向け活動の目的は、インフラメンテナンス産業の発展です。インフラメンテナンス国民会議への活動をハブとして、JFMA部会でのファシリティマネジメントのインフラへの展開やインフラマネジメントテクノロジーコンテストの企画、運営、NPO法人シビルNPO連携プラットフォームでの活動は、小学校出前授業等市民向けイベントから、行政の政策に絡むRCTを活用したEBPMの勉強会となり、多面的に産業の活性化に伴走しております。

 さてこれらの活動が会社や従業員、そして社会にとってどのように影響していくか
ある経営コンサルタントの言葉を借りると、当社が携わるインフラメンテナンス産業は、労働生産性の低さにより賃金が上がりにくい構造となっています。その労働生産性の低さに起因するのは、
 ① 多重下請け構造により直接的労務提供者の報酬が低くなること
 ② 官製市場により公定価格で賃金等が決められていること

 そもそも高い価値から高い対価を得るのは当たり前のことだと思いますが、インフラ業界でのその価値とは作業の手間を数値化した歩掛から算出されたもので、その価値が生み出す使用価値が含まれていません。すなわち5年で劣化してしまう構造物を、最高の技術により10年に延ばしたとしても対価は同じです。現状の価値の考えでは、公定価格により評価を得られないこととなります。そのような評価の中、さらに多重下請け構造により、歩掛により上限が設定された対価において中抜きが行われれば、当然ヒエラルキーの下層は生産性を上げようにも上げられない状況となります。
 ※独立行政法人情報処理推進機構で2008年に公表した資料では、下請けの労働生産性は元請けの58%しかないと報告
 当社社員が自らの生産性を知り、チームビルディングや効率化技術により生産性を高めることや、独自技術により水平分業型のバリューチェーンの一役を担うこと、そして社外では多重下請け構造の見直しやインフラメンテナンス産業としての確立に寄与することは重要な活動となります。

 EYESAY Innovation Plan 2020-2024の締めくくりとなる2024年のテーマは、「反省」です。当社に関わる社員やその家族、またサプライチェーンにおける関係各社へ今以上の価値が提供できるよう、多くのプロジェクトを進めてきました。その多くのプロジェクトを振り返り、結果を分析理解し、カイゼンし次に繋げるためにも、今年のテーマを反省としました。この反省が、自身の成長、社員やチームの成長を促し、当社の発展、お客様の発展に寄与できるよう思案し行動していきます。

引き続きのお願いで恐縮ですが、今年も変わらずご指導いただけますようお願いいたします。

令和6年1月 アイセイ株式会社 代表 岩佐宏一


アイセイ株式会社
<本社>
〒116-0013
東京都荒川区西日暮里2-40-3
横山ビル6階
TEL:03-6806-7281
FAX:03-6806-5717
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●構造物の点検
●構造物の調査・診断
●3D計測・解析
●センシング/モニタリング
●技術開発/実装
〇メンテナンス理念の普及
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